銀行系のカーローン、キャッシング

一昔前の銀行系カードローンといえば、金利は低いものの審査が厳しく、また運よく審査に通ったとしても申込みから借入までは1か月以上かかるというのがほとんどでした。当時は、特に大手銀行ではリテール営業に力を入れておらず、個人向け融資はあるのかないのかわからないような状況でした。ところが、長引く不況のため、銀行も個人向け融資に力を入れるようになり、貸金業法の改正で消費者金融が経営危機に陥るとほとんどの大手銀行が消費者金融をその傘下に入れるようになりました。ちなみに銀行系カードローンは、消費者金融系のように貸金業法の適用を受けることはありません。銀行は貸金業者とは区別されているからです。

こうして銀行系カードローン時代が訪れます。経営不振より貸出金額の残高を大きく減少させている消費者金融や信販系をしり目に、銀行系カードローンはその低金利と銀行知名度を武器に残高を大きく伸ばしています。あたかも消費者金融系から逃げていくお金の受け皿になっているようです。また、消費者金融を子会社化したことにより、そのノウハウを吸収し利便性も消費者金融系カードローンと同様のレベルになっています。金利は低く、利便性は高いとまるで銀行系と消費者金融系のいいとこどりをしたような商品になっています。

このように貸出金残高を大きく伸ばしている銀行系カードローンですが、いくつかのタイプに分類することができます。まず、大手都市銀行が提供するカードローンです。このタイプがいわゆるいいとこどりのカードローンで、金利は低く利便性は高いというやつです。また審査も多くの場合は子会社の消費者金融が担当しているケースが多く、以前の銀行カードローンとは大きく異なっています。次に、新興勢力としてのネット専用銀行系のカードローンがあります。

これはネット銀行ごとに異なる特徴を持っています。なかには、大手都市銀行のサービスを凌駕するような低金利かつ利便性の高い商品も出ています。さらに銀行とは名ばかりで中身は消費者金融系カードローンと変わらないという商品もあります。金利は消費者金融並みで利便性も高い商品となっていますが、あくまで銀行系カードローンですので貸金業法凱商品となり総量規制の適用を受けることはありません。

銀行系カードローンは、厳密にはおまとめローンとは言えませんが、その低金利や最高融資額が大きいため、消費者金融系の高金利な商品のおまとめとして利用されるケースが多くあります。ただし、おまとめローンのように返済専用ローンではなく、枠が空くといつでも新たな借り入れをすることができます。利用の際には自分に合っているかどうかを十分に考える必要があります。

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